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無料の求人広告を申し込む前に|掲載店が確認したい料金・掲載期間・更新条件
セラピストを募集するために求人媒体を増やしたい。けれど、応募対応や店舗運営に追われるなかで「無料で載せられます」と案内されると、料金表まで読む時間を後回しにしがちです。
メンズエステやリラクゼーション店の求人担当者が先に確かめたいのは、無料という言葉の有無ではありません。何が無料で、いつまで続き、どんな操作や条件で支払いが発生するのかです。この記事では、求人広告の申し込みを判断する店舗側の確認事項を整理します。ここジョブを含め、個別媒体の現在の料金や契約条件を保証するものではありません。
「掲載無料」と「採用まで費用がかからない」は別の条件
原稿の掲載料が無料でも、写真の加工、目立つ位置への表示、応募者への連絡機能などが別料金になっている場合があります。また、一定期間だけ無料の契約と、追加申し込みをしない限り有料にならない契約も同じではありません。
電話やメッセージで案内を受けたら、その場で申し込まず、運営会社名、媒体名、対象プラン、料金表、利用規約を一式で受け取りましょう。店舗名と連絡先を送るだけのつもりでも、送信画面に申し込みの意思表示が含まれていないか確認します。
ハローワークは、無料の説明で求人広告を申し込んだ後に料金を請求される事例について注意を呼びかけています。無料期間後に有料へ移行する条件を見落とした例も紹介されています。一方で、求人情報の掲載や広告料金の請求そのものが違法という説明ではありません。無料媒体を一律に疑うのではなく、契約内容が説明と一致しているかを判断するための注意喚起です。
出典:ハローワーク「求人広告掲載時のトラブルについて」、求人掲載時の営業電話に関する注意喚起(PDF)
申し込み前に埋めておきたい料金・期間の比較表
複数の媒体を比べるときは、各欄を「あり・なし」だけで済ませず、金額、日付、操作方法まで書きます。説明が見つからない欄は、無料と解釈せず「未確認」として回答を求めます。
| 確認する項目 | 店舗側で残しておく内容 |
|---|---|
| 無料になる範囲 | 対象プラン、原稿数、掲載店舗数、利用できる機能。有料オプションとの境界 |
| 期間の起点と終了 | 申し込み日・審査完了日・公開日のどれから数えるか。終了する年月日と時刻 |
| 無料期間後の扱い | 掲載終了、無料継続、自動の有料移行のどれか。有料化に別途同意が必要か |
| 支払い総額 | 税込料金、請求単位、最低契約期間、初期費用、追加費用 |
| 更新と解約 | 更新期間、解約期限、指定の連絡方法、送信か受領のどちらで期限を判定するか |
| 途中で募集を止める場合 | 原稿の非公開だけで契約も終了するか。残りの料金や解約時の負担があるか |
| 採用時に料金が発生する場合 | 料金の発生条件、報告期限、他媒体でも応募した人の扱い、辞退・早期退職時の扱い |
最後の項目は、そのような料金体系の媒体を利用するときに確認する欄です。すべての求人広告に採用時の料金があるわけではありません。プランに存在しない項目は「対象外」と記録すれば、担当者が替わっても比較しやすくなります。
無料期間の終了日より先に、解約期限を予定に入れる
「無料期間が終わる前日に決めよう」と考えると、解約の受付期限がそれより早い契約では間に合わないことがあります。まず解約期限を確認し、その数営業日前を店内の判断日として決めておきます。
例えば、契約書に無料掲載の終了日が11月30日、解約通知の期限が11月20日17時の受領までと書かれていたとします。これは説明用の架空の条件です。この場合、11月30日に掲載停止の連絡をする運用ではなく、11月20日より前に継続の判断と指定手続きを終える必要があります。実際の期日は契約ごとに異なります。
担当者の個人スマートフォンだけに予定を入れると、休みや退職で確認が途切れます。店長と求人担当者が見られる予定表に、媒体名、判断日、通知期限、手続きの担当者をまとめます。メール送信後は送信履歴だけで終わらせず、受付完了の返答や画面も保管しましょう。
「募集を止めた」と「広告契約を解約した」を分ける
採用が決まり、求人原稿を非公開にしたからといって、広告契約や有料プランまで終了したとは限りません。原稿の表示状態、応募の受付状態、契約状態を別々に確認します。
- 求人ページは公開中か、非公開か。
- 応募フォームやメッセージの受付は止まっているか。
- 有料プラン、追加オプション、次回更新は終了しているか。
- 契約終了日と最終請求額について回答を受け取ったか。
系列店をまとめて申し込む場合も要注意です。難波店の掲載を止めたつもりが、梅田店のプランだけ継続していた、といった行き違いを防ぐため、店舗名と契約番号を対応させます。これは地域別の料金差の話ではなく、複数契約の管理の話です。
電話の説明にない条件は、書面で確認してから決める
電話で「ずっと無料です」と聞いたのに、申込書には更新料金が書かれている。そのときは、自分に都合のよい説明だけを採用せず、矛盾を解消する回答を受け取ってから判断します。次のような問い合わせなら、確認したい条件が相手にも伝わります。
当店で検討しているプランについて、掲載開始日と無料期間の終了日時、無料終了後の扱いをご回答ください。有料へ移行する場合は、当店の追加同意が必要か、税込総額と最低契約期間、解約通知の期限・方法も確認したいです。原稿の非公開と契約終了が別手続きの場合は、それぞれの操作方法をお知らせください。申込書とお電話での説明に違いがあるため、適用される条件を書面で確認したうえで申し込みを判断します。
回答は、申込書、料金表、規約の版や確認日と一緒に保存します。担当者との会話のメモだけでなく、運営側から届いた説明を残すのがポイントです。申込権限のある人を店内で決め、受付スタッフが営業電話の流れで申し込みまで進めないようにしておくと、確認漏れを減らせます。
想定していない請求が届いたら、資料をまとめて相談する
請求書だけで結論を出さず、申し込み日時、申込画面、適用された規約、相手からの説明、掲載開始日、解約の連絡履歴を時系列に並べます。そのうえで、何の契約の、どの期間・条項に基づく請求なのかを運営会社に確認します。
支払いの要否や契約の効力は個別の事情によります。「無料と聞いたから必ず無効」「請求が届いたから必ず払う」とは判断できません。事業用の申し込みについて、個人の買い物と同じ解約制度を当然に使えるとも決めつけず、対応に困る場合は弁護士等の専門家に相談してください。ハローワークの注意喚起でも専門家への相談が案内されています。
求人媒体を増やすなら、費用と運用を説明できる状態で
セラピスト募集の掲載先を増やす際は、無料かどうかに加え、応募を誰が確認するか、募集終了時に誰が止めるかまで決めておくと、店舗の運営に組み込みやすくなります。安さだけで申し込むより、契約条件と担当者の負担を並べて比較してください。
ここジョブへの店舗掲載を検討される方は、ここジョブのトップページから掲載案内をご確認ください。対象業種、掲載方法、費用や継続条件など、不明な点は申し込み前に確認し、納得できる条件で求人の準備を進めましょう。